先週金曜日、ビンス・マクマホンが引退を発表しました。
WWEを世界規模の団体に成長させ、プロレス界で最も強い影響力を持つ男として駆け抜けてきた彼は、WWEにおけるすべての役割から離れ、大株主として団体に関わっていくことになります。
クリエイティブ面においてビンスのあとを継ぐことになったのはHHH。彼はタレント・リレーション部門の責任者にも就任し、これからのWWEを牽引していく存在となります。
【WWE】HHHが今後のクリエイティブにおける全責任を負うことが発表される
時は来た! 今日、WWEはビンス・マクマホンの引退に関連した人事を発表しました。役員会による決議でステファニー・マクマホンとニック・カーン社長が共同CEOに任命されたことに加え、H...
このニュースは非常にポジティブなものだと評価されており、ファンは歓喜しました。また、Fightfulによれば、RAWとSmackDownを放送するテレビ局USA Networkもこれをポジティブだと判断し、「エキサイティングな変化だ」と見ているようです。また、現場の選手たちも喜んでいるとのこと。HHHの舵取りに注目ですね。
ビンス時代のWWEでは、ビンスの他に、ニック・カーン社長、エグゼクティブ・プロデューサーのケビン・ダン、タレント・リレーション部門責任者のジョニー・エース、そしてRAW & SmackDownエグゼクティブ・ディレクターのブルース・プリチャードが特に強い権力を持っているとされていました。
ビンスが去った後、プリチャードがクリエイティブを引き継ぐのではないかという噂が一時的に流れたことがあり、それに対して現場では懸念の声が上がっていたようです。クリエイティブの方向性よりも、ブッキングの責任者でもある彼に対して休暇を申請するのはやりにくい、という不満だったとのこと。
とにかく、HHHがクリエイティブの責任者となったことは、WWEに大きな変化をもたらしそうです。
(Fightful, Cultaholic)
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