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ジョナサン・グレシャムのAEW / ROHからのリリース要求。その背景に何があったのか?

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今日、ジョナサン・グレシャムがAEW / ROHとの契約からのリリースを要求しました。

彼は先日開催されたROHのPPV「Death Before Dishonor」でクラウディオ・カスタニョーリ(セザーロ)を相手にROH世界王座の防衛戦を行い、試合に敗れてタイトルを失いました。

ショーの開催前、彼はWrestlePuristsによるインタビューの中でAEW社長 & ROHオーナーのトニー・カーンとのコミュニケーションが不足していることや、それに対して不満を覚えていることを明かしており、何らかの理由でネガティブな感情が爆発したものと思われます。

報道によれば、2人は最近話し合いの席を設け、グレシャムがトニーを罵倒するシーンもあったとされています。Fightfulは、Death Before Dishonorが開催された日の午前4時に2人を含む数名で話し合いが行われ、興奮した様子のグレシャムがブッキングや彼のキャラクターの方向性への不満を明かしたそうです。話し合いの内容は非公開になることで合意していたようですが、外部に声が漏れ聞こえきたとのこと。

グレシャムの不満はトニーとのコミュニケーション不足による部分が多く、QTマーシャルやサンジェイ・ダットといったバックステージで働く人物たちとやり取りする機会はあったものの、結局はトニーと会話できないことへの不満が大きかったとされています。

AEWとの関わりの中で、グレシャムがこれほど怒りを見せたことはこれまでになかったとされており、彼が考える「彼自身」や「キャラクター」に対する情熱、そしてROH全体のビジョンへの情熱が怒りの炎を燃え上がらせた模様。双方のクリエイティブの方向性は意見が合っていませんでした。

もし方向性が一致していれば、コミュニケーションが不足していたとしてもグレシャムが怒りを爆発させることはなかったのかもしれません。やりたいことは違うのに、話し合いの場を設けてくれない。一方的に押し付けられているように感じる。そんなのは嫌だ……といったところでしょうか。

トニーはクリエイティブの自由を認める方針を取るタイプのリーダーですが、意見を交換することができなければ、レスラー側から「やりたいこと」を伝えることはできません。トニーが忙しすぎるのが原因なのか、単純に塩対応しているだけなのか…。

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(Fightful, Cultaholic)

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