会長 & CEOだったビンス・マクマホンが引退したことで、団体内の権力構造が変わる気配があるようです。
新たにCEOに就任するのはビンスの娘ステファニー・マクマホンとニック・カーン社長。ビンスの側近だったジョニー・エース(ジョン・ロウリネイティス)はビンスの性的非行 & 不倫隠蔽スキャンダルの中で過去の性的非行の疑いが浮上し、休職することになり、彼が責任者を務めていたタレント・リレーション部門は、HHHが引き継ぐことになりました。
また、エースと同じくビンスの側近で、テレビ番組制作の責任者&グローバル・テレビジョン部門のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるケビン・ダンはWWEから退団するか追放される可能性が高いと見られており、1年後もWWEに在籍している見込みはないと報じられました。
プロレス界の経済事情に詳しいブランドン・サーストンは、Podcast番組「Busted Open Radio」に出演した際、ステフとダンの仲が悪いことは団体内で広く知られたことだと指摘。ダンが今後もWWEで生き残っていける可能性は低いかもしれません。
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