2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから、WWEは多くの選手を解雇しました。中にはAEWへ移籍する選手も多く、彼らはAEWで一定の役割を果たしています。
彼らの多くはビンス・マクマホン体制で「メインロースターとしての活躍の芽がない」と考えられていたレスラーたち。しかし、AEWで十分な活躍の機会を与えられているかどうかは、本人たちにも判断が難しいかもしれません。ミロやアンドラーデは現在のブッキングに満足していないとされており、契約が切れたらどうなるかわかりません。
ビンスが引退し、HHHがクリエイティブを引き継いだWWEはビンス体制下で解雇された選手たちを次々と復帰させており、カリオン・クロスやダコタ・カイはかなりのチャンスが与えられていくことになるでしょう。HHHは今後も選手たちを復帰させようとしており、その対象は現在フリーエージェントの選手には限らないようです。
Fightfulによれば、WWEは現役AEWロースターに対しても接触してうるとのこと。該当レスラーはAEW上層部にそのことを報告した上で、「現在のAEWでの活躍に満足しており、WWE復帰に興味はない」とWWEに返答したそうです。The Undisputed Eraの元メンバーあたりでしょうか……。
AEWとフルタイム契約を結んでいるレスラーに対して直接連絡を取るのはちょっと問題がありそうな気もしますが、特に問題にはならなかったそうです。この接触はWWEのタレント・リレーション部門のスタッフがAEWレスラーに電話をかけた後、レスラーの代理人との間でやりとりがあったという流れだったようです。Fightfulはこの件についてWWEへ連絡を取ったものの、返事は帰ってきていません。
(Fightful, Wrestling Inc)