AEWのバックステージで起きた大喧嘩は、関与したレスラーたちに出場停止処分が下される騒動に発展しました。
PPV「ALL OUT」終了後の記者会見に出席したCMパンクは、トニー・カーン社長の隣で元親友のコルト・カバナや副社長たち(ヤング・バックス&ケニー・オメガ)を痛烈に批判。その後、パンクと副社長組はバックステージで大喧嘩を演じました。
パンクが副社長たちに不満を持っていた理由は、Dirt Sheetが彼に関する噂を報じても団体が守ってくれなかったから。PPVのメインイベンターを守らないのはどういうことなのか、という憤りがありました。
プロレス界の裏側や裏話、関係者へのインタビューを報じるDirt Sheetというジャンルのメディアは複数存在しますが、その代表格はレスリング・オブザーバー。設立者のデイブ・メルツァーはDirt Sheetの象徴的存在で、オブザーバーのネット番組には大物レスラーがゲスト出演することも珍しくありません。
そんなメルツァーは、パンクらの大喧嘩に責任を感じているそうです。同じくDirt Sheetの1つであるWrestling Incのインタビューに応じた彼は、喧嘩について次のように語りました。
俺はパンクのことをよく知っているから…記事を読んだ時、すぐに「なあ、こんなことは起きてないよ。俺に言えるのは、これは事実じゃないということ。近いことすら起きていない」と発信するべきだったんだと思う。でも、そうしなかった。
もちろん、したからといって何かを止められたかもしれない、とまでは言わない。結局はああなっていただろうし。ただ、この点については罪悪感があるんだ。
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