先日、AEWはジョン・モクスリーと5年の契約延長に合意したことを発表しました。
契約は2027年までとなり、彼は脂が乗り切った時期をAEWで過ごすことになります。コーチやメンターとしても働くようなので、AEWにさまざまな立場で貢献していくことになるでしょう。
Sports Illstratedのインタビューに応じた彼は、AEWとの契約延長について語りました。
他のどこにもいくつもりはないよ。AEWでのプロレスは世界でも最高の仕事だし、ここにいられて本当に幸運だ。AEWではプロレスだけに集中できる。それこそ俺のやりたいことで、そこに喜びがあるんだ。
ストーリーテリングが大好きで、プロモが大好きで、プロレスが大好きなんでね。他の人のためにアイデアを出すのも好きだし、学ぶのも楽しい。俺にとって、AEWは完璧にフィットした団体なんだよ。
俺は新しい世代と古い世代の中間で良いギャップになってる。レス・サッチャー(モクスリーの地元シンシナティでリッキー・スティムボートらとプロレススクールを運営する大ベテラン)のもとでプロレスを学んだから、自分自身の代償を払うことやベテランへのリスペクトは染み付いてるよ。
郵便局で自分のビデオテープをプロモーターに送るのがどんな感じなのかを知ってるくらいキャリアは長い。YouTubeが台頭し始めた時、俺はインディレスラーたちの中でもいち早くYouTubeを活用し始めた男でね。友達がビデオカメラとノートパソコンを持っていたから、毎週インディのショーでやってたプロモを撮影してアップするくらいの活用はしてた。
2004年にプロレスラーになった時もWWEや他のプロレス団体があったけど、あまり金にはならなくてさ。ビジネスとして成立させられるようになるまでには時間がかかったよ。
今のプロレス界にはツールも団体もたくさんあるし、ファンベースは素晴らしい。プロレスそのものもかなり進化したね。ファンにとってもレスラーにとっても素晴らしいことだ。
AEWでは誰かから台本を押し付けられないし、プロモの内容を指示されることもない。25歳の時にAEWがあればな…って思うよ。AEWの若手たちには、この団体がいかにクールなのかを理解してほしいね。
(SI)