2016年に度重なる脳震盪を理由に引退したダニエル・ブライアン。2018年に現役復帰した後は再びトップランナーとして突っ走り、現在はAEWで活躍中です。
2018年は彼にとって大きな決断を迫られる一年となりました。WWEとの契約が満了し、残留するか他団体に移籍するかという人生を変えてしまいかねない選択をしなければならなかったのです。
彼は残留を決意しましたが、Inside The Ropeによるインタビューの中で、彼は古巣ROHへの復帰も検討していたことを明かしました。その背景には、あの男たちの存在が。
本当に面白かったよ。WWEとの契約は2018年までで、ROHに行くことも考えていたんだ。(当日ROHに在籍していた)ヤング・バックスやコーディ・ローデスとも話をしてさ。なんとなく様子を見ていたんだけど、あの時、バックスはROHとの契約が終わっていたんだよ。「お前ら、どうするんだよ?」って感じでね。プロレスのことをよく知らない俺の弁護士でさえ、「ヤング・バックスがいないROHには行かないんだろ?彼らがYouTube番組をやっているんだし」と言ってた。
あなたが知っているがどうかは知らないけど、ROHの人気を支えていたのは彼らのYouTube番組「Being The Elite」だったんだ。バックスがいなくなったら、ROHは人気を維持できるかどうかわからない。コーディの契約切れのタイミングも迫っていたしね。もし3人がいなくなったらROHはどうなってしまうのか?という点を議論したよ。
ブライアンのROH復帰は実現しませんでしたが、2021年、彼はバックスとコーディが設立に深く関与し、副社長を務めるAEWへ移籍しました。
もしROH移籍が実現していたら、彼は新日本プロレスにも参戦していたでしょうね。もしかしたら、Bullet Clubに加入していたかも…。
(ITR, SESCOOPS)