先日、ドラゴン・リーがWWEとの契約締結を発表しました。
地元メキシコの団体AAAのショーで、兄弟のドラリスティコとタッグを組んで FTRの持つAAA世界タッグ王座に挑戦した彼は、試合に勝利し、タイトルを獲得した後でWWEへの入団を表明。王座は即座に変換され、空位となりました。
この時の映像はWWEのTwitterアカウントでも紹介されましたが、彼はAAA世界タッグ王座のタイトルベルトを持ちながらマイクで発表したため、WWEはAAAにベルトが写った映像を使用するための許可を得る必要がありました。AAAはWWEに許可を出したため、あの映像がWWEのアカウントで紹介されたのです。
BREAKING: @dragonlee95 has officially announced that he’s heading to @WWENXT! pic.twitter.com/cg7ojFSqv8
— WWE NXT (@WWENXT) December 29, 2022
レスリング・オブザーバーによれば、AAAはWWEとの提携を望んでいるようで、そのためにできることをやっているとのこと。特に、リーついて何かを実現することに力を入れそうなのだそうです。
AAAのオーナーは、AAAに参戦していたルチャ・ブラザーズやルーシュがAEWに入団した時にはしなかった、移籍についての祝福ツイートをリーに向けて投稿しています。
AAAのタイトルベルトが映った動画を公開したこと自体、WWEが他団体との関係を構築していくことに前向きであることを示している、という意見もあります。2023年は、ステファニー・マクマホン&ニック、カーン&HHHによる新時代のWWEらしさが前面に現れる1年になるかもしれませんね。
個人的には、AEWと提携しているAAAの動きにとても注目しています。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)