タッグプロレスのトップランナーとして活躍していたブリスコ・ブラザーズ(ジェイ&マーク・ブリスコ)。
彼らは多くの名勝負を生み出し、2022年は AEWのFTRとの抗争で伝説を築きました。活動拠点だった ROHが AEWのトニー・カーン社長によって買収されたこともあり、彼らが AEWへ入団する機運は高まっているように見えました。
しかし、彼らは結局一度も AEWのリングに上がることがありませんでした。 AEWのテレビ番組を放送するテレビ局の親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、ジェイによる10年前の同性愛嫌悪ツイートを問題視していることが原因です。
ジェイはツイートを反省し、過ちから学ぶために努力していたといいますが、それでもワーナーは認めませんでした。
【AEW】ワーナー・ブラザース上層部が AEWのファンを絶賛。「とてもリスペクトしている」
AEWのテレビ番組を放送するTBS&TNTの親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、 AEWの方針に大きな影響を与えています。トニー・カーン社長にとって、ワーナーは最も...
先日、ジェイが交通事故死したことにより、ブリスコ・ブラザーズは事実上の解散状態に。残された弟マークが今後どのように活動していくのかは分かりません。一部のファンは彼の彼の AEW参戦を望んでいますが…。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、マークの AEW入団の可能性はゼロに近いとのこと。ワーナーにとっては、ジェイだけではなく「ブリスコ・ブラザーズ」がNGなのでしょう。
同性愛嫌悪ツイートはいただけませんが、過ちから学ぼうとしていたジェイの気持ちが受け入れられることはないのでしょうか…。
【AEW】トニー・カーン社長はブリスコズの AEW参戦を実現させたかったが、テレビ局からの反対で実現しなかったと報じられる
ROHなどの団体でトップタッグチームとして活躍していたブリスコズ。 2022年3月に AEW社長のトニー・カーンが ROHを買収した後、ファンは彼らが AEW編参戦することを期待し...
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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