プロレス界では、団体の上層部がテレビ番組や大会に出演するキャラクターとして活躍することがあります。
WWEではマクマホン・ファミリーが重要な役割を担ってきましたし、 AEWでもトニー・カーン社長が番組に登場することが何度かありました。しかし、出番は限定的で、彼は「キャラクター」になることには否定的です。
Podcast番組に出演した彼は、番組出演への持論を語りました。
まず第一に、俺はそんなことしたくないんだ。視線を集めたり、AEWの偉大なレスラーたちの時間を奪いたくない。だから、画面への出演は本当に制限するようにしているんだ。
俺が出てくるときは、特別なアナウンスや具体的な指示を出すためであることが多い。その方が、AEWのためになると思っているし、今後もそのような役割でいたいよ。時間を取るより、番組の仕掛けとして機能したいかな。番組で多くの時間を割くようなキャラクターにはなりたくない。
しかし、俺はみんなの質問・疑問に答えるのも好きだ。限られた出演時間の中で、団体を代表する、いわゆるベビーフェイスの役割を果たすことが好きなんだと思う。
ヒートアップさせることが俺の役割だとは思っていないけど、それが必要であったりすればやるかもしれないね。まあ、その必要性や需要があるとは思わないけどさ。今のやり方は、とてもうまくいっていると思うから。
(411MANIA)
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