WWEには様々なバックグラウンドを持つ選手たちが在籍していますが、ロンダ・ラウジーとシェイナ・ベイズラーのようにMMAファイターとしてのキャリアを持つ選手はときに偏見に晒されることがあります。
一部のファンは、彼女たちに対して「You Can’t Wrestle」というチャントを叫びます。ラウジーは柔道、ベイズラーはムエタイや柔術、ジョシュ・バーネットのキャッチレスリングを学んだ経験を持っていますが、「ファン」が望むプロレスの試合をしないことがチャントの原因になっているのか、他にも理由があるのか…。
LMAO YO THE CROWD CHANTING YOU CANT WRESTLE AT RONDA ROUSEY? #Smackdown pic.twitter.com/HncLrwtzGc
— darius (@dariuces) February 18, 2023
ベイズラーはファンから起こるこのチャントに反論しています。WWEドイツのInstagramアカウントでインタビューを受けた彼女は、チャントについて次のように語りました。
面白いよね。知らんけど、「You Can’t Wrestle」っていうチャントとか、誰かが私たち(ラウジー & ベイズラー)にはレスリングができないとか、レスリングを学べよとか彼女たちがやってるのはMMAでしょとか…。
あのさ、女性選手の中で……もしかしたらロースター全体で、ダブルレッグ・テイクダウンのやり方を知っているのは私たちだけかもしれないんだよ。リアルなダブルレッグ。それってレスリングでしょ?私が何を言っているか、わかる?みんながそんな風に考えるのは面白いよ。私たちはめっちゃ良いレスラーなのに。
柔道や柔術の経験者だからこそ、リアルなダブルレッグ・テイクダウンができるのでしょう。何をもって「You Can’t Wrestle」と言っているのか…という点に、彼女は納得がいっていないようです。
(Cultaholic)