2022年下半期のプロレス界において、 9月にAEWのバックステージで起きたCMパンクとケニー・オメガ&ヤング・バックスによる殴り合いの喧嘩は大きな話題となったトピックスの一つです。
PPV「ALL OUT」終了後に行われた記者会見の中で、ジョン・モクスリーからAEW世界王座を奪取したCMパンクが団体副社長のケニー&バックスへの不満を爆発させました。
その後、3人がパンクの控え室を訪れたことで大喧嘩に発展。パンク側に着き、ケニーにガチで噛み付いたエース・スティールは退団することになり、4人にも出場停止処分が課されました。
クリエイティブに大きな影響を及ぼしただけではなく、各方面に致命的なダメージを与えることになったこの騒動について、当事者のケニーがついに口を開きました。
ルネ・パケット(ルネ・ヤング)のPodcast番組に出演した彼は、8月に怪我から復帰した時に感じた「違和感」とパンクとの大喧嘩について、次のように語っています。
訳がわからなかった。この不思議な雰囲気は何なんだ?なんでロッカールームが奇妙なオーラに包まれているんだ?どうしてこんなに不吉な感じがするんだろう…。理解できなかった。気が付いたら、もっといろんなことが起きていたよ。
奇妙なことが起き始めた。「やばいな、どうしよう。これはおかしい。誰かが理性的にならないと。これは馬鹿げてるぞ」と思ったね。
物事は軌道修正された。俺たちは非常に愚かな状況に巻き込まれ、おそらくこの先何ヶ月も、もしかしたら何年も人々が話題にすることになるだろうな。
それがどのように起こったのか、どのように防ぐことができたのか、どのように違った結末を迎えることができたのか、一般の人々や多くの人々が知ることができないのは残念だ。あの事が起きて、喜んだり誇りに思ってる人はいないだろう。「これはひどい、あっちゃダメだ」とみんなが思っていたはずだ。
ケニーが感じた「不吉な感じ」の原因が何なのかは明かされませんでしたが、おそらくパンク関連のことなのでしょう。
彼が怪我で欠場する2021年11月まではいい雰囲気だったそうなので、9ヶ月の間に変化が起き、それが大喧嘩に繋がった…ということなのかもしれません。喧嘩の後、ロッカールームの嫌な雰囲気はなくなったそうです。