2019年にAEWと契約し、2022年に退団したジョーイ・ジャネラ。
団体設立から間もない頃は彼の存在は番組やPPVで重宝され、ケニー・オメガやジョン・モクスリーと破天荒なシングルマッチを戦ったこともありました。しかし、ロースターが充実するにつれて彼の出番は減り、新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことで無観客時代に突入すると、モチベーションも下がっていきました。
Podcast番組「Keepin’ It 100」に出演した彼は、AEWトニー・カーン社長によるブッキングへの批判や、AEWレスラーたちがどの程度の収入を得ているのかなど、ファンが気になる話題について語りました。
トニー・カーンによるブッキングへの批判:
30分の試合をやって、20分のトークセグメントがあって…他は?何かやってるか?テレビ番組への出番を得られないレスラーたちはAEW Darkで試合をしなければならない。月に2回、ユニバーサル・スタジオに設置したリングで、生暖かい声援を送るファンの前で試合をするんだ。しかも、試合時間は3分で、負け役だよ。
実力が付くわけないだろ。むしろ退化するって。でも、連中は気にしない。金はもらえているし、ハッスルする気もないんだ。インディーシーンに戻りたくないと考えているレスラーも多いよ。
AEWレスラーたち(本契約)の給料について:
みんな6桁(10万ドル台。現在のレートで約1360万円以上)はもらっているよ。カードの下位から上位に至るまで、みんなそうだ。トップ層は7桁(100万ドル台。約1億3600万円以上)だけどね。全体的には6桁だよ。俺がいた頃の話だから、給料体系が変わっていなければ、だけど。もちろん、出番ごとに報酬を得る「段階的な契約」もあるよ。団体がレスラーをテストする場合だね。