プロレス界には、アルコールや薬物の問題と戦っているレスラーが少なからず存在します。
ビリー・ガンもその1人。かつてWWEで活躍し、現在はAEWで再び人気者になった彼はアルコールなどの中毒によってどん底の状態にまで落ちたことがあり、2011年にWWEが提供するリハビリプログラムに参加して克服したという過去があります。
かつて、ルネ・パケットのPodcast番組に出演した彼が、「どん底」だった頃を振り返った発言がこちら。
自分の床で目を覚ますと、持っていたものがすべてなくなっていた。妻も、子供も、犬も、私と同じ家にいたくないという感じでね。俺の人生は終了…終わったんだ、という感じだったよ。
どん底まで落ちたと言いたいところだけど、その次に来るのが「死」であることを、俺はわかっていたんだ。そして、そんな生き方に疲れた。でも、それはすべて自分のせいで、誰かのせいでもない。
プログラムに参加した2011年3月11日から12年。彼は今も禁酒を続けています。彼の妻パウラは、現地3月12日にお祝いツイートを投稿し、彼が禁酒を11年間(12年?)続けたことを報告しました。
You did it, babe! @RealBillyGunn Another year, that now makes 11 years SOBER! To say I’m proud is an understatement!! Daily triggers around you all the time but you maintain and do the right thing. It’s not easy but you’ve done it! I love you 💕 pic.twitter.com/SWF1YUiF5X
— Paula Sopp (@psopp215) March 11, 2023
健康を維持することは、活動を続ける上で本当に大切なことです。これからも彼が禁酒を維持できますように。
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