AEWへの復帰を希望しているCMパンク。
AEWの所属レスラーたちは彼に対して複雑な感情を持っており、今の状態のままで復帰が実現すれば反発は避けられません。しかし、プロレス界では、実際の人間関係がストーリーに昇華され、ファンを魅了することもあります。
Fightfulによれば、パンクは現地6月21日にシカゴで開催されるDynamiteか、それに先駆けたタイミングで復帰する見込みとのこと。いろんな問題を抱えているとはいえ、トニー・カーン社長はパンクに戻ってきてほしいのですね。ただし、決定事項は何もなく、計画は変更される可能性もあるとのこと。
復帰後のパンクは、PPV「ALL OUT」のバックステージで大喧嘩し、彼がプロレス界から大ひんしゅくを買うきっかけになったケニー・オメガ&ヤング・バックスと一緒に仕事をすることを望んでいると見られ、かなり早い段階から両者のミーティングが押し進められていたそうです。
また、実際にミーティングが実現したかどうかはわかりませんが、パンクに「お前はロッカールームの癌だ」と言い放ったクリス・ジェリコとのミーティングも計画されていたとのこと。
そしてそして、2023年内に始まるとされる土曜日の新番組に関連して、AEWのテレビ番組を放送するテレビ局の親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの内部でソフトな「ブランドの分割」が検討されているようです。個々人の関係に問題を抱えているレスラー同士が別のブランドに配属される可能性もあるのだとか。
パンクと仕事をしたくないレスラーは別ブランドへ…。例えばジョン・モクスリーやハングマン・ペイジ、ジャングルボーイなどでしょうか。 FTRはパンクと同じブランドでやりましょう、とか…。パンクの復帰はビッグニュースですし、そこに向けた動きは我々を驚かせ続けるかもしれません。
(Wrestling Observer, Fightful)