AEWが8月に開催するイギリス・ロンドン大会「All In」。
2018年にコーディ・ローデスとヤング・バックスが主催し、のちにAEWが設立される大きな要因の一つになった「All In」をAEWとして初めて開催し、それを団体初のイギリス進出の切り札として使う。トニー・カーン社長のかなり大胆な采配です。
会場となるウェンブリー・スタジアムはサッカーの聖地として知られる会場で、最大収容人数は8万人。1992年に WWEがSummerSlamを開催した際は8万人以上の観客を詰めかけました。
報道によれば、AEWの目標チケット売上枚数は4万人とのこと。AEWがこれまでに開催したPPVで最も多い入場者数を記録したのは2021年のDynamite: Grand Slamで、約2万人でした。倍近い差があります。
AEWの目標はこれまでの最高の2倍以上となるため、早くも「失敗だ」と予想するファンも出てきており、クリス・ジェリコはそうした声に反論しています。
【AEW】クリス・ジェリコが「AEWのイギリス大会All Inは失敗する」と考えるファンに反論。「チケットの売れ行きは誰にも分からない」
2023年8月、AEWはイギリス・ロンドンにあるサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムでAll Inを開催します。 最大収容人数は9万人。1992年にWWEがSummerSlamを...
実際の売上にどの程度影響するかはわかりませんが、ファンの関心の高さは間違いなく過去最高です。レスリング・オブザーバーによれば、5月2日に行われるプリセールスへの早朝アクセスを得るために既に45,000人以上のファンがサインアップしているのだとか。
この全員がチケットを買うわけではないでしょう。様子を見るため、売れ行きを確認するためにサインアップしているファンも相当数いると思われます。ただ、これだけの注目を集めることができている時点でAEWとしては一定の成功を収めているといえるかもしれません。まずは目標の4万人達成を目指したいですね。
(Wrestling Observer, WrestlePurists)
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