2022年、WWE女子タッグ王座を保持していたサーシャ・バンクスとナオミは、タイトルについてのクリエイティブで団体と対立し、番組収録をボイコットしたことで無期限謹慎処分を課されました。
その後、2人ともWWEを退団することになり、サーシャは新日本プロレス&STARDOMで「メルセデス・モネ」のリングネームで活躍中。IWGP女子王座のチャンピオンとして各方面で活躍しています。
ナオミはそんなモネを裏側でサポートする役割を果たしていますが、彼女もまたWWEスーパースターとして長年に渡って活躍していた実力者ですから、新日本が彼女との契約に興味を持つ可能性はゼロではありません。
しかし、現実問題として、彼女との契約を手にするには金銭的な問題があります。レスリング・オブザーバーによれば、新日本の親会社であるブシロードはプロレス部門への支出を抑えるように圧力をかけており、ナオミの獲得にはリターンに対するコストがかかりすぎることから実現に至っていないとのこと。
STARDOMが上り調子である一方、新日本は新型コロナウイルスのパンデミックにより財政的打撃を受けました。モネの契約については様々な噂があり、本人は否定しているものの契約は短期間ごとに延長の交渉が行われていきそうな気配があるようです。新日本の財政面の問題が、彼女との長期的なコミットメントについての難しい点になっている、とオブザーバーは報じています。
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(Wrestling Observer)
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