業界最王手の団体WWEは、プロレス市場が未開拓の地での市場開拓に勤しんでいます。サウジアラビア政府との10年契約、中国での興行開催はその一環です。そして、中東、中国の次に力を入れているのがオーストラリアでの人気獲得。2018年にメルボルンで開催された”Super Showdown”は7万人の観客を動員しました。
オーストラリア出身の現役スーパースターには、205LIVEの中心人物であるバディ・マーフィーと、WWE女子タッグ王座チームのアイコニックスがいます。WWEは、さらなる人気獲得のために、地元出身のレスラーの獲得を目指しているようです。
レスリング・オブザーバーによれば、WWEは”Sniper of the Skies”ことロビー・イーグルスと、”Mr. Juicy”ことジノ・ガンビーノの獲得を狙っているようです。
イーグルスはオーストラリアのプロレスシーンのをトップレスラー。しかし、彼は新日本プロレスと契約しています。今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでシングルプレイヤーとしての実力を世界中のファンに見せつけたことは記憶に新しく、先日のオーストラリア興行でライバルのウィル・オスプレイと死闘を繰り広げ、Bullet ClubからCHAOSに移籍したばかりです。
ガンビーノはBullet Clubのメンバーの一人。今年は英語実況席の解説者としても活動しています。しかし、彼が新日本と契約しているかどうかは不明。可能性はゼロではありませんが、彼はオーストラリアのプロレスシーンの中心人物の1人なので、個人的には行かないような気がします。スレックスならまだしも……。
(Wrestling Observer)
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