ストーリーラインという要素はプロレスに絶対に欠かせないものです。
プロレスラーはリングの内外でストーリーを語り、ファンはそれを楽しみます。試合やプロモを通して語られるストーリーは多種多様ですが、いつの時代も優れたストーリーテラーは大金を稼ぐものです。
AEWのジェフ・ジャレットは、現在のプロレス界におけるストーリーラインは、かつてないほどの重要性を持つようになったと考えています。
今はあちこちで多くのコンテンツが作られる時代だ。いろんな意味で、その仕上がりがぼんやりしているように思える。プロレスファンは、RAW、Dynamite、Rampage、SmackDown、MLW、インパクト・レスリング、NWAのコンテンツを、Youtubeで見たいものをいくらでも見ることができるようになった。いつでも見れる。Youtubeだけじゃなく、ストリーミング、ブロードキャスト、ケーブルテレビ。いろんな方法でプロレスを見ることができる。
つまり、多くのストーリーが完結する時代を迎えた、ということなんだ。基本に立ち返り、ストーリーがすべての時代になった。今の観客の心に響くのは、それしかないんだ。試合や完結するストーリーが多すぎて、それぞれの意味合いが薄くなっているからね。
飛び抜けた何かを観客へ提供するにはストーリーラインが重要だ、という考え。ストーリーをプロモートする方法も多様になっていますし、「どのようにストーリーラインの魅力をファンに伝えるか」も重要です。
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