新日本プロレスMSG興行でのゲリラズ・オブ・デスティニーの対戦相手が決定
4月6日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される新日本プロレスとROHの合同興行”G1 Supercard”。現IWGPタッグ王者のゲリラズ・オブ・デスティニー(GOD、タマ・トンガ&タンガ・ロア)の対戦相手は「当日時点でのROH世界タッグ王者チーム」と発表されていました。この発表があった時点でのROH世界タッグ王者チームはブリスコ・ブラザーズ。
日本時間16日に開催されたROHの旗揚げ17周年記念興行でタイトル戦が行われ、GODの対戦相手が決定しました。マーティ・スカル率いるVillain EnterprisesのPCO&ブロディ・キング(挑戦者組)がブリスコ・ブラザーズに勝利し、同王座初戴冠!MSGでGODとの対戦が決定しました。2人は新日本とROHの合同興行”Honor Rising”に出場しなかったので日本のファンには馴染みの薄い選手たちだと思います。当ブログではブロディ・キングのインタビュー記事を翻訳していますので、予習としてお読みください。
その他のMSG出場決定レスラーは?
同興行ではROH世界王座、ROH世界TV王座、WOH王座の防衛戦も行われました。試合結果は以下の通り。
- ROH世界王座…ジェイ・リーサル(現王者)が王座防衛(対戦相手はマット・テイヴェン。60分時間切れによる引き分け王座防衛)
- ROH世界TV王座…ジェフ・コブ(現王者)が王座防衛(対戦相手はシェイン・テイラー)
- WOH王座…岩谷麻優(STARDOM所属、現王者)が王座防衛(対戦相手はケリー・クレイン)
……ということで、現時点でMSG興行へのROH側のベルト戴冠者としての出場が決定しているのは、Villain Enterprises(PCO&ブロディ・キング)、ジェイ・リーサル、ジェフ・コブ、岩谷麻優の5人となりました。
ジェフ・コブは現NEVER無差別級王者のウィル・オスプレイに対戦表明をしているので、2人のシングルマッチが実現すればダブルタイトルマッチになる予定です。また、マーティ・スカルがジェイ・リーサルへの挑戦を予想させる動きを見せています。
さrに、CMLLとの掛け持ちでROHに出場しているルーシュは同興行でダルトン・キャッスルから挑戦表明を受けており、2人のノンタイトルマッチが行われる予定です。ここに石森太二の持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦表明しているドラゴン・リーとバンディードを合わせると、ROH側の選手が出場する試合はこんな感じ。
- ROH王座決定戦…ジェイ・リーサル(c) VS マーティ・スカル
- ROHTV王座&NEVER無差別級王座ダブルタイトルマッチ…ジェフ・コブ VS ウィル・オスプレイ
- WOH王座決定戦…岩谷麻優(c) VS ???
- ROH世界タッグ王座&IWGPタッグ王座ダブルタイトルマッチ…Villain Enterprises(PCO&ブロディ・キング) VS ゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ&タンガ・ロア)
- IWGPジュニアヘビー級王座決定3wayマッチ…石森太二(c) VS ドラゴン・リー VS バンディード
- ノンタイトルマッチ…ルーシュ VS ダルトン・キャッスル
そして、ROHの取り組みとして、ブリー・レイ(ババレイ・ダッドリー)のシングルマッチ、“Honor Rumble”というロイヤルランブルマッチも開催される予定。ここに、IWGPヘビー級王座決定戦(王者ジェイ・ホワイト)、IWGPインターコンチネンタル王座決定戦(王者内藤哲也)、IWGP USヘビー級王座決定戦(王者ジュース・ロビンソン)、IWGPジュニアタッグ王座決定戦(王者ROPPONGI 3K)が加わります。さらに、獣神サンダー・ライガーが参加するスペシャルタッグマッチも追加されるでしょう。となると、全試合数は13試合程度になるでしょう(さらにスペシャルマッチが追加されるかも)。
新日本は8〜10試合程度の予定だと発表していましたが、どう考えても試合数はその数字よりも多くなってしまいます。長丁場の興行になることは間違いありませんね。