先日開催された新日本プロレスのアメリカ大会Resurgenceで棚橋弘至を破り、ケニー・オメガの持つIWGP USヘビー級王座への挑戦権を争うトーナメントの決勝に駒を進めたウィル・オスプレイ。
プロレス界のトップレスラーである彼のスタイルは身体へのダメージが大きく、体のどこかに負傷を抱えながら活動を続けるとさらに大きな負傷につながりかねません。そのリスクは非常に大きいと言えます。
2023年3月、彼は試合中に肩を痛めて離脱しました。レスリング・オブザーバーによれば、彼の負傷箇所は肩鎖関節(鎖骨と肩甲骨の間にある関節。肩の外側を強く打ちつけると、靱帯・筋肉が痛み肩鎖関節がずれてしまうことがある)で、今も違和感を抱えているとのこと。引き続き状態はベストではないようです。
彼のフィニッシャーであるストームブレイカーは対戦相手を方に担ぐ必要があり、肩への負担が大きい技です。これを使い続けるべきなのかについても苦悩していることを公言しており、悩みは尽きません。現時点で、6月のDOMINIONで行われるランス・アーチャーとの決勝戦は予定通り行われる予定です。
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(Fightful, Wrestling Observer)
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