先日開催された新日本プロレスのアメリカ大会ResurgenceでSTRONG女子王座初代チャンピオン決定トーナメントに出場し、決勝戦でメルセデス・モネを下してチャンピオンの座を勝ち取ったAEWのウィロー・ナイチンゲール。
試合中にモネが足首を負傷してしまったことを「活かす」形で試合に勝利した彼女ですが、有色人種の女性レスラーという共通点を持つモネには特別な感情があり、再戦を希望しているようです。2人はほぼ同世代ですが、ナイチンゲールにとってWWEで「サーシャ・バンクス」として活躍していたモネは憧れの存在でした。
Podcast番組Busted Open Radioにゲスト出演したナイチンゲールは、モネとSTRONG女子王座について次のように語りました。
彼女がRAWでメインロースターとしてデビューした時、私は家のソファに座ってそれを見ていたんだ。ボストンの学校に通っていたんだけど、彼女もボストンでキャリアを始めたんだよね。そこに興奮した。彼女は有色人種の女性。彼女がすることはすべて、彼女自身を本当に信じてやっているように見えたし、それが私にインスピレーションを与えてくれたんだ。
彼女は、私に必要な「姿勢」を示してくれる人だった。画期的な試合を何度もこなしてきた人だよね。このトーナメントで彼女と対戦する可能性があることはわかっていたから、自分自身と同じように彼女のことも誇りに思い、「この試合が彼女や新日本のファンからリスペクトされるようなものになればいいな」と考えてたよ。
彼女が元気になって、できるだけ早く復帰することを臨んでる。もし、彼女が復帰するまでこのタイトルを保持し続けられていたら、再戦したいね。この勝利で、これまで以上に私は注目を集める存在になった。[…]「あなたはチャンピオンの座にふさわしいよ」と言ってくれる人もいる。でも、その一方で、「チャンピオンの格じゃない、特にこのタイトルにはふさわしくない」と言う人も少なからずいた。今、タイトルは私の手元にある。何を言おうが、彼らにこの事実を変えることはできない。私にできることは、自分がこのタイトルにふさわしい存在であることを証明することだね。
このタイトルの獲得によって「新日本プロレスのタイトルホルダー」になったナイチンゲール。LA道場でのトレーニングにも興味を持っているようですし、これからの新日本との関わり方にも注目です。6月のAEW&新日本の合同興行Forbidden Doorに出場するチャンスもありそうですね。