世界中のファンが実現を待ち望んでいたドリームマッチが、ついに実現します。
現地6月25日、新日本プロレスはAEWとの合同興行Forbidden Doorをカナダ・トロントで開催します。ウィル・オスプレイとケニー・オメガの因縁のシングルマッチにも大きな注目が集まりますが、オカダ・カズチカとブライアン・ダニエルソンの超がつくほどのドリームマッチは、一秒たりとも見逃すことのできない激闘になるでしょう。
ROH、WWE、そしてAEWでトップスターとして活躍し、ファンを魅了してきたブライアン。そして、新日本のリングで突出した才能を発揮し、世界中からリスペクトを集めるオカダ。それぞれタイプは異なりますが、対戦相手の魅力を最大限に引き出すことのできる超人であるという点は同じです。
Sports Illstratedによるインタビューに応じたオカダは、ブライアンに対する思いを語りました。
ファンにプロレスのすばらしさを知ってもらいたいんですよね。こういう、みんなが一つになれるような世界レベルのドリームマッチがまだあるというのはいいことだと思いますし。ブライアンは、WWEでもAEWでも、どこに行っても信じられないようなことをやってきましたから、素晴らしい試合になるんじゃないかと思います。
僕の中では、ROH時代のブライアンの印象が強いんですよね。WWEに移籍してからの試合はあんまり見てないです。彼がAEWでケニー・オメガと30分時間切れの試合をやったのを見て(2021年9月のDynamiteニューヨーク大会)、彼とならすごいことができるんじゃないかと思いましたね。
リスペクトしてますよ。憎しみはないです。そこが魅力なんじゃないですかね。ピュアなプロレスの争いができるんじゃないかと思います。
また、以前オカダが対戦を希望する発言をしていたCMパンクについてもインタビュアーから質問がありました。今もパンクと試合をしたいか、という質問に対し、オカダは次のように答えました。
どうですかね、ヤング・バックスは僕の友達みたいなものですからね笑(オカダとバックスはTNA時代からの親友。パンクとバックスはPPV「ALL OUT」のバックステージで大喧嘩し、それ以来連絡を取り合うことを弁護士から禁止されている)。でも、ファンが見たいと言うのなら、やりたいですよ。シカゴで。