全国放送のテレビ番組では、どんな発言も許されるわけではありません。
選手たちに台本が用意されるWWEとは異なり、AEWではレスラーたちの発言に一定の自由が与えられます。AEWのテレビ番組で卑猥な言葉を耳にすることは珍しくありませんが、それでも「何でも許される」わけではないようです。
Podcast番組「My World」に出現したジェフ・ジャレットは、AEWに「団体が選手たちの発言内容を制限できる言語ポリシー」があることを明かしました。
AEWでは、言葉遣いに制限があるんだ。ネットワーク・ショーでは必要なことだよ。
具体的にどのような言葉が制限されているのかまでは明かされませんでしたが、彼は「卑猥な言葉、汚い言葉に視聴者が鈍感になってしまい、言葉が何もショックを与えなくなっている」ことを懸念しているようです。もちろん、文脈次第でこうした言葉は大きな効果を持つことになりますが、それでも制限は必要です。モラル的にも、効果を高めるという意味でも。
AEWのテレビ番組を放送するテレビ局の親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、AEWに対して「使用する言葉のトーンを下げるように」と指示したことがあるとされています。しかし、番組ではShitやFuckといった言葉が頻繁に使用されており、MJFは「ションベンでうがいする」と発言したこともあります。このあたりの言葉が許可されているポリシーがどういった言葉を禁止しているのか、興味あります。
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