AEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorでウィル・オスプレイと対戦したケニー・オメガ。
2023年1月にレッスルキングダム17で行われた試合のリマッチでしたが、初戦に匹敵する、あるいはそれを上回るほどの激しい戦いとなり、ファンは大盛りあがりでした。
ただし、試合内容について、ドン・キャリスの介入やオスプレイが使用した危険な技「ストーム・ドライバー’93(タイガー・ドライバー’91)」について賛否が分かれています。後者についてはケニーが最新のインタビューで自らの意見を述べており、技の使用を擁護しました。
1994 Misawa/Kawada – Tiger Driver 91
2023 Will Ospreay/Kenny Omega – Storm Breaker 93 https://t.co/PEgYzhGgWA
— Dark Puroresu Flowsion (@PuroresuFlow) June 26, 2023
しかし、WWE殿堂入りレスラーのケビン・ナッシュは、自身のPodcast番組の中で、ストーム・ドライバー’93の使用を批判しています。これは、「マッチ・オブ・ザ・イヤー」への批判でもあります。
ケニーさあ…あの技の衝撃を受けるには、お前は金を稼ぎすぎだよ。これはマジな話だ。オスプレイに言いたいことがある。お前は俺を怒らせた。俺の好きなレスラーの身体に、麻痺が残りかねないようなダメージを与えたんからな。お前は大間違いを犯したぞ。
(マッチ・オブ・ザ・イヤーに)どれほどの価値があるって言うんだ?マッチ・オブ・ザ・イヤーの試合をやることで、何を得られるんだよ?
ケニーは、オスプレイとの試合について「みんなの反応を引き出すために考えたことをいくつもやった。俺は、みんなを感情のジェットコースターに乗せたかったんだ」と語りました。しかし、ナッシュのような立場のレジェンドが、危険な技を使ってまで観客のリアクションを引き出そうとすることに批判の声を上げるのは無理もないことです。