WWEと比べ、AEWは危険な技や汚い言葉遣いに寛容な団体です。
しかし、何をしてもいいわけではありませんし、当然ながら「やってはいけないこと」として上層部から指示されていることもあります。
FIghtfulは、AEWが新しい安全衛生プロトコルを採用するのに伴い、現在禁止あるいは制限されている技や行為を報じました。
禁止事項
- 保護されていない頭部への椅子攻撃
- 後頭部への攻撃
- ターンバックル・ボムやターンバックルへのブラインドムーブ
- フェンシング反応(脳震盪を起こした人が無意識に取る不自然な姿勢。腕を上向きに伸ばす、など。本物の脳震盪と紛らわしいため禁止?)
- 発作を起こしているような仕草
- 観客席での出血
- 観客席での武器の使用や、何かを発射すること
- 観客の飲食物を取ること
- 観客との身体的接触
コーチや上層部の承認を得る必要がある事項
- リング内外でのテーブル、ラダー、イスを使ったスポット
- バリケードの外での高所スポット(ステージ場やエリーナ周辺など、リング外でのダイブやラダーを使ったスポット)
- パイルドライバーのすべてのバリエーション技(シットダウン式ドライバー、相手を頭部から落とすハリケーン・ラナ、バータブレイカーなど)
- リスクの高いダイブやトップロープからの技(450スプラッシュ、ダブルローテーションムーンサルトなど)
- 故意の出血
- リングステップ(リングへ上がる時に使われている階段)や実況席、ゴングがおいてある席、ガードレール、バリケードへの投げ技
- 椅子、パイプ、竹刀、ハンマー、ゴング、バット、チェーン、タイトルベルトなどの使用
- 画鋲、串、有刺鉄線などの鋭利なもの、刺すもの、エアゾールスプレー、液体などの使用
- 武器や物(椅子など)を投げること
- 手や武器で首を絞めたり、吊ったりすること
- 怪我をした、というスポットやアングル
- 観客を巻き込んだ乱闘行為
- レフェリー、マネージャー、エキストラ、有名人、特別ゲストが関与する肉体的行為
けっこう目にするものもあるんですが…。おそらく、次回のDynamiteで行われるThe EliteとBlackpool Combat ClubのBlood and Gutsは上記のシーンがかなり多くなりそうです。まあ、許可を取ればいいということで。
(Fightful, eWrestlingNews)
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