2020年4月にWWEを解雇されたザック・ライダーは、「マット・カルドナ」のリングネームでインディシーンに復帰し、確かな結果を残してきました。古巣WWEが彼の復帰に興味を持つ可能性はゼロではありません。
「Indy God」の呼び名にふさわしい活躍を見せているカルドナ。GCW、インパクト・レスリング、そしてNWAなどの複数団体でタイトルを獲得し、現在は6つのタイトルを保持しています。インディシーンでもトップクラスの売れっ子。現在は7月23日に両国国技館で開催されるDDT「WRESTLE PETER PAN 2023」でDDT UNIVERSAL王者の遠藤哲哉と対戦するために来日中です。
🛩 ”Indy God”マット・カルドナ&ステフ・デ・ランダーが日本に無事到着‼
明日両国KFCホールでの公開調印式に出席し、明後日の両国国技館大会で遠藤のUNIVERSAL王座に挑戦!
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🔽両国大会特設ページhttps://t.co/DxZ6xRM7Jy#WrestlePeterPan #ddtpro pic.twitter.com/zNxfF0qrEe— DDT ProWrestling (@ddtpro) July 21, 2023
非常に魅力的な活動を続けている彼には、常に「WWE復帰の可能性」が噂されています。本人も何度かそのことをほのめかすような言動を取ったことがありますが、実際には実現していません。しかし、可能性はゼロではないようです。
Podcast番組Busted Open Radioに出演した彼は、WWE復帰の可能性について次のようにコメントしました。この前提として、彼の妻チェルシー・グリーンがWWE女子タッグ王座を獲得した現地7月17日放送のWWE・RAWの会場を訪れ、妻のタイトル獲得を直接目撃した、という会話があります。
いいか?俺はIndy God。Deathmatch Kingなんだ。第一に、RAWの会場を訪れたのは妻チェルシー・グリーンのため。自分のためじゃない。だからバックステージにいたくなかったし、仕事を乞うているように見られたくなかった。[…]彼女がタイトルを獲得したのは本当に誇らしいよ。満員のアリーナで仕事をしたいものだ。素晴らしい。
俺はIndy Godだ。俺の夢は、小さな池の大きな魚になることじゃなかった。プロレスラーになることじゃなかった。俺の夢は、WWEのスーパースターになることだったんだ。だから、もちろん……俺の電話は繋がってるぞ。203番から電話がかかってくれば、もちろん出る。会話に応じるよ。[…]でも、どうなるかはこれからのお楽しみ。偉大なジャスティン・ビーバーの言葉を借りるなら、「Never Say Never」だ。
彼のWWE復帰の条件は、金銭面やクリエイティブ面で有利であること、ステフ・デ・ランダーもWWEへ連れて行けること。WWEがこの条件を飲めば、その日は来るかもしれません。