現地8月27日に開催される8万人規模のイギリス大会All In。AEW世界タッグ王座チャンピオンチームのFTR(ダックス・ハーウッド & キャッシュ・ウィーラー)は、AEW副社長のヤング・バックス(ニック&マット・ジャクソン)を相手に防衛戦を行います。
2020年にFTRがAEWへ入団する前、WWEでThe Revivalとして活動していた頃から、「あの4人が対戦したらどうなるだろう」と考えるファンは多く、彼らもSNSで対戦を煽るようなやり取りを繰り返していました。これまでに実現したタッグでの直接対決は2試合。2020年のFull Gearと、2022年のDynamiteでした。いずれもCagematchのユーザーレビューが9点を超える、タッグ史上に残る名勝負です。
そんな彼らがAll Inで久々に対戦することが決まり、ファンは大いに盛り上がっています。DAZNによるインタビューに応じたFTRは、バックスとの対戦について次のように語りました。
ハーウッド:もしかしたら、キャッシュと俺のキャリアで最大の試合になるかもしれないね。向こうが「やりたい」と言うなら。
俺たちがAEWに来る前から、FTR VS ヤング・バックス…The Revival VS ヤング・バックスの試合が実現したらどうなるか、という話題がよく出ていた。最初の対戦は新型コロナウイルスのパンデミックの真っ最中。好きな試合だよ。でも、1万人の観客の前でできていたら、もっと特別な試合になっていただろうな。2回目はDynamiteの通常回での試合だったけど、こっちの方が楽しかったよ。
俺たちの関係の根底には、緊張した雰囲気がある。お互いを嫌っているわけじゃないんだけど…マジな話、それぞれが「俺たちこそがこの世代で最高のタッグチームなんだ。史上最高のチームにだってなれる」と思っているからさ。
まあ、俺はヤング・バックスのことを心から尊敬しているよ。WWEのメインロースターだった俺たちは何もさせてもらえなかったが、その間、彼らがタッグプロレスを支えてくれていたからね。
これまでの対戦成績は1勝1敗。AEW史上最大のショーで大一番を迎える4人は、ファンにどのような試合を見せてくれるのでしょうか。