以前から噂が報じられてきた「ニューヨークで設立される日本の女子プロレス団体」。今日、ついにその正体が明らかになりました。
団体名はSukeban。SNSでは、日本語のナレーションに英語字幕のプロモーション映像が公開されました。
Sukeban, a Japanese female wrestling league. World Premiere, New York City, September 21. Tickets at https://t.co/y46NvtfMQ1. pic.twitter.com/2b6F6OsRr9
— Sukeban (@Sukeban_World) September 1, 2023
日本の女子プロレスは海外でも人気が高く、そのレベルの高さや独自性は常に注目の的。SNSでは彼女たちの戦う姿へポジティブに反応する海外プロレスファンが多く存在しますが、日本での活動が中心である以上、海外ファンの前で戦う機会は限られてしまいます。
そこに登場したのがSukeban。人気と実力を兼ね備えたロースターを用意し、アメリカ市場に殴り込みです。現地9月21日に開催される旗揚げ大会は、チケット発売開始から2時間で完売。注目度の高さがわかります。
レスラーたちは普段とは異なるリングネームで戦います。参戦が発表されているのは以下のレスラーたち。素晴らしいロースターです。
The Vandals
- Atomic Banshee(ラム会長)
- Otaku-chan(米山香織)
- Midnight Player(AOI)
- BINGO(???)
Harajuku Stars
- Ichigo Sayaka(ウナギ・サヤカ)
- Maya Mamushi(雪妃真矢)
- Saki Bimi(SAKI)
- Babyface(杏ちゃむ)
Cherry Bomb Girls
- Crush Yuu(優宇)
- Riko Blondie(海樹リコ)
- Supersonic(???)
Dangerous Liaisons
- Countess Saori(安納サオリ)
- Commander Nakajima(中島安里紗)
- Lady Antoinette(世羅りさ)
- Queen of Hearts(高瀬みゆき)
ユニット未定
- Stray Cat(???)
また、団体がどれほど本気なのかは、プロダクトデザインの観点からもよくわかります。
チャンピオンベルトのデザインを担当するのは、著名なプロダクトデザイナーのマーク・ニューソン。IDEEの家具デザインを担当し、Apple Watchのデザインにも携わったレジェンドです。裏参道公衆トイレも手掛けてます。
そして、レスラーたちのリングギアと全てのグッズのデザインを手掛けるのは、世界的デザイナーのオランピア・ル・タン。彼女のデザインはセレブ界にも愛好家が多く、ディズニー & ユニクロとのコラボコレクション「Minnie Mouse Loves Dots Collection」でも知られています。
ハットのデザイナーは、ルイ・ヴィトンやトム・ブラウンなどの世界トップブランドでもデザインを手掛けるスティーブン・ジョーンズ。ネイルアートはニューヨークの人気ネイリストMEI KAWAJIRI。アニメとマンガの担当はさかなこうじ。
めちゃくちゃ金かけてます。信じられないレベルのデザイン陣です。ロースターもそうだけど、デザイナーがすんごい…。資金源はどこ?