2023年に開催されたレッスルマニア39。この大舞台でザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)とローマン・レインズによる親戚対決が行われるのではないか…という噂が流れた時期がありました。
しかし、実際には実現することはありませんでした。2人の対決は世界中のプロレスファンが待ち望んでいるドリームマッチ。いつか実現する日は来るでしょうか…。
パット・マカフィーのYoutube番組に出演したロックは、ある時点までレッスルマニア39でレインズと対戦することが「決まっていた」と明かしました。
話を勧めていたんだ。まずは俺の良い友人であるニック・カーン(WWEプレジデント)の話をしようか。彼は素晴らしい人で、2022年初頭にビンス(・マクマホン)と俺が話をするのに大きく貢献してくれた。
みんなでLAで会って、[…]俺とローマン・レインズがレッスルマニアの主役として試合をし、どのような試合をするのかの可能性について語り合った。俺たち3人はその場で握手し、全員で抱き合ったよ。「やろう」ってね。
それから1年間、俺たちはこのアイデアについて真剣に考える時間があった。「良いことだけではなく、素晴らしいことだけではなく、前例のないことをしよう」ってことだ。ファンに対して、これまでにないものをどうやって提供できるか、というわけだよ。
試合は素晴らしい。ローマンは信じられないようなアスリートだ。みんなにとってのマウントラッシュモアになるだろう。超ハンサムで、良いヤツ。俺のいとこ、ファミリーだ。素晴らしいね。
彼と試合をすることはできる。でも、もっと大きな考えがあった。レッスルマニアは何かの終わりではなく、実際にはもっと大きなものの始まりの場所なんだ。ファンやビジネスが愛するもののために何ができるのか、ということなんだよ。
アイデアの実現に限りなく近づいたのは間違いない。でも、それがどういうものなのかを正確に把握することができなかったんだ。だから、俺たちはペンを置くことに決めた。みんなで延期を決めたんだ。WWEはUFCと合併するところだけど、最終的には実現することだろう。
2024年のレッスルマニアはフィラデルフィアだ。その可能性もある、ってことだよ。俺はオープンだ。でも、アイデアをちゃんと理解しないとね。ファンは、信じられないほどのもの、前例のない何かを受けるに値する存在だから。
ファンだけではなく、ロッカールームやWWEで働いているみんなにも届けたい。プロレスという世界で、新しい変化、新しい歴史の一部となるようなポジションに彼らを置くために、俺たちに何ができるんだろう。
ご存知の通り、ビンスは大局的に物事を考える人だ。俺たちがずっと仲良しな理由はそこにある。大きな絵を描こうとしてきた。どうなるだろうな。