現地9月21日、WWEはドルフ・ジグラーやシェルトン・ベンジャミン、イケメン二郎ら多くの選手を解雇しました。
UFCとの合併手続きが完了し、新会社TKO Group Holdingsの一部門としての新体制がスタートしたWWE。最初に起きた大きな変化は、スタッフと選手たちの大量リストラによる人件費削減でした。
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解雇の対象となった選手たちの中でも、ドルフ・ジグラーは多くのファンからの支持を受けており、解雇されてしまったことに驚きの声が上がっています。彼らがリストラの対象の対象になってしまったのは何故なのでしょうか?
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、基準となった考えは「主要選手クラスの給料を受け取っているが、主要クラスで起用されていない。また、今後も器用される可能性が低い」ということ。シェルトン・ベンジャミンやイライアスなどはこの考えに当てはまってしまうそうです。
そして、メルツァーがとあるWWE役員から聞いた話では、「どれだけの時間がかかるか、どれだけの給料を受け取っているか、そして投資に対するリターンがどの程度なのか」ということが問題になったとのこと。人気のある選手でも、活用の道がないのであれば投資に対するリターンは得られない…と見なされてしまうのは仕方ないことなのかもしれません。
主力選手の1人として多くの出番が与えられていたマット・リドルも今回のリストラの対象になりましたが、彼の場合はトラブルが多すぎて出場できない期間が増え、それが「投資に対するリターン」という観点で問題になったのかもしれません。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)
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