2022年7月、ビンス・マクマホンはスキャンダルを原因に引退し、HHHがクリエイティブの責任者を引き継ぎました。
その後、2023年4月にUFCの親会社エンデバーがWWEを買収すると同時にクリエイティブに復帰したビンスは、主にリモートで番組制作に関与し、大きな影響力を示していました。
しかし、UFCとの合併手続きが完了し、新会社TKO Group Holdings体制が発足した今、状況は変わっているそうです。
PWInsiderによれば、現在、ビンスはクリエイティブに関与しなくなっているようです。また、選手やスタッフたちの間では、HHHがエンデバーから「ナイト爵を授与」され、今後のクリエイティブの99.9%を主導することになると考えているとのこと。
さらに、現在のバックステージの雰囲気が素晴らしいことや、誰かが対立し合うような状況でもない…とも報じられています。
ビンスはTKOのチェアマンを務めています。今後も強い影響力を持つのは間違いありませんが、クリエイティブに関しては彼の手から離れることになるのかもしれません。
(PWInsider, WrestlingNews.co)
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