33歳のスワーブ・ストリックランドと30歳のウィル・オスプレイは、かれこれ12年近い付き合いがある盟友です。
初めて一緒に試合をしたのは2014年。その後、様々な団体で競い合ってきた2人のシングルマッチの対戦成績は、ストリックランドの2勝0敗です。最後のシングルマッチから7年が経ちました…。
ストリックランドは、オスプレイがスターへ駆け上がっていく前からその才能を理解し、つい最近まで「みんな、まだオスプレイの真の実力を知らない」と思っていたそうです。最新のインタビューで、彼はオスプレイについて次のように語りました。
正直、俺は対戦したい相手のリストなんて持ってないんだよ。ただリングに上ってパフォーマンスをするだけだ。みんなの「対戦したい相手リスト」に乗りたい。俺はリストを作りたくないんだ。それが今の考え方だよ。
ウィル・オスプレイとは、2011年とか2012年の頃、あいつがまだ19歳だった頃から一緒にやってきた。その時点で、あいつこそが世界一になるレスラーだと分かっていたよ。
2016年、あいつはベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに優勝した。俺は、「みんな、まだあの男が何を持っているのかを理解していない」と思った。さらに3年後、あいつは東京ドームのリングの上で活躍していた。その時でさえ、「みんな、まだあの男の真の実力を知らない」と思ったものだよ。
そして今、30歳になったあいつは、AEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorでケニー・オメガととんでもない試合をやった。「だから言っただろ。ずっと言ってきただろ」と思ったな。俺はずっとあいつを褒めてきた。俺の弟のような存在で、イギリスではあいつの家に行き、あいつの両親と一緒に過ごしてきたんだ。
ずっと前から、あいつこそがこのゲームを変えるだろうと分かってた。そして、あいつは確かにゲームを変えたんだ。俺は、いつもあいつを全面的にサポートしている。実際、今年はRampageでタッグを組んだしね。
いつか、タイミングがあって、ショーで賭けるべき何かがあるとき…その時にあいつと試合をしたい。なにか意味があるとき、何かがかかっているとき、何かを失う可能性がある時にやりたい。俺は奪い取りたいんだ。takerだからね。何かを奪いたい。
2人の歴史を振り返り、これからのプロレス界に何かを示す…そんな試合になりそうです。