2022年に制作が一時中断されたものの、その後制作を再開して公開に向けて準備がすすむビンス・マクマホンのドキュメンタリー。
この番組の制作中、ビンスにはいろんなことがありました。性的非行&不正会計スキャンダルによる一時的な引退、2023年1月の強引な復帰、4月のWWE売却&クリエイティブの現場復帰、7月の脊椎の手術…。
そして最近、彼はWWEを買収したエンデバー社のアリ・エマニュエルCEOの意向でクリエイティブから再び離れることになりました。
【WWE】ビンス・マクマホンがクリエイティブから退いたことにより、現場ではどのような変化が起こるのか?
先日、ビンス・マクマホンがWWEのクリエイティブから退き、HHHがほぼ全権を掌握することになりました。 その背景には、WWEを買収したエンデバー社のCEOアリ・エマニュエルによる「...
ドキュメンタリーが最近のビンスの動向をカバーするものになるかどうかはわかりませんが、ビンスはこういった点についてコントロールする権限がないようです。
ビンスと共同でエグゼクティブ・プロデューサーを務めるビル・シモンズは、最新のインタビューでこのドキュメンタリーについて語り、作品がが傑作になることへの期待と同時に、作品がシリーズではなく単発作品になる可能性があることや、最終的な編集権を持っているのはビンスではなくNetflixであることを明かしました。
これにより、作品の客観性は高まりそうです。かなりの大金を注ぎ込んで制作が行われている作品なだけに公開が本当に楽しみですし、世界中のプロレスファンだけでなく、ビンスのことをよく知らない人たちも「面白い」と感じる内容になるといいですね。
(Wrestling Observer)
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