先日、ビンス・マクマホンがWWEのクリエイティブから退き、HHHがほぼ全権を掌握することになりました。
その背景には、WWEを買収したエンデバー社のCEOアリ・エマニュエルによる「与えられた仕事に集中するべき」という考えがあり、ビンスはメディアとの交渉を監督する仕事に集中しているようです。
Fightfulによれば、2023年4月以降のビンスはクリエイティブへ本格的に関与していたわけではなかったものの、番組出演者の決定に影響を与えていたようです。
HHH体制への調整は一夜で行われました。とある関係者は、最近のRAWで行われた中邑真輔VSリコシェやグンターVSブロンソン・リードは番組のリング内闘争を確立する上で非常に重要だったと指摘。調整により物事が新鮮になり、今後の番組に起用する選手の柔軟性は高くなるようです。
ビンスの意向が番組にねじ込まれなくなったため、現場のストレスは再び軽減されそうです。HHH体制のWWEはどうなっていくでしょうか?
(Fightful, 411MANIA)
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