プロレスは過酷な世界。負傷が原因で引退に追い込まれるレスラーは少なくありません。
2010年代のWWEでも、複数のWWEスーパースターが負傷により引退を余儀なくされました。ブライアン・ダニエルソンは度重なる脳震盪。ペイジとエッジは首の負傷…。私生活に大きな影響を与え、生活の質を脅かすような、大変な怪我ばかりです。
不屈の精神を持つ彼らは、それぞれ別の形で現役復帰を果たしました。そして、3人ともWWEからAEWへ移籍。「ブライアン・ダニエルソン」「サラヤ」「アダム・コープランド」として再会し、先日放送されたDynamiteでは、3人とも試合に出場しました。
ブライアンは、最新のインタビューで3人がDynamiteに揃ったことについて感慨深く語りました。
本当にすごい瞬間だったね。3人ともDynamiteで試合があったなんて。ショーが始まる前に、3人とも準備のためにリングの中にいたんだ。
その事に気づいたのはサラヤだったと思う。それで彼女はこういったんだ。「ねえ、私たちみんな、リングの中にいるよ。しかも全員試合がある」。シュールだったな。なぜなら、俺たちはそれぞれ違うタイミングで、もう二度とプロレスができないと言われたことがあるからね。
俺は、「俺たちの首をつなぎ合わせても、完全な首にはならないだろうね」ってジョークを言ったよ笑 クールなことだ。医療技術の進歩の証だね。そして、俺たち3人が戦い続けた証でもある。
1つのことが、他のいろんなことに影響を与える。誰かが復帰できた…と聞くと、「もしかしたら、俺も復帰できるかも」って思える。そうやってお互いを励まし合うような話が、みんなにとって助けになるんだ。
Lookit us! Moral of the story, fight for it. https://t.co/wuzkZ7hjqt pic.twitter.com/1ilTsMgXWF
— Adam Copeland (@EdgeRatedR) October 11, 2023