2024年4月、WWE・HHHとAEWのウィル・オスプレイはお互いを皮肉る発言をし、大きな話題になりました。
レッスルマニア40開催前に配信されたパット・マカフィーの番組に出演したHHHは、「厳しいスケジュールを嫌う人はWWEに必要ない」と発言。これは、2023年にWWEやAEWなど複数団体と契約交渉に挑み、「イギリスに住み続けられる」などの条件を好感してAEWとの契約を選んだオスプレイに言及した発言でした。
これに対し、オスプレイはDynamiteで元WWEルネ・パケット(ルネ・ヤング)からインタビューを受けた際にHHHへ「ボスの娘とアレして今の地位を築いたような人がそんなことを言うな」と反撃。このやり取りに対するネット上の反応は、オスプレイの反論内容を批判するものがほとんどでした。
最新のインタビューで、オスプレイはHHHから皮肉を言われたことについて振り返り、「少し辛かった」と素直な気持ちを明かしました。そして、「俺の世代は、誰かに何かを言われたら打ち返すんだ」と考えていることも宣言しました。
そういうものだよ。みんながその発言を俺に送ってきて、団体の人たちも「そうだね、これはあなたのことだよ」と言っていた。もう乗り越えたけどさ。自分の言いたいことは言わせてもらった。
俺は、ただ物事を面白くしようと思ってあんなことを言ったんだ。みんなは個人的に受け取りすぎたと思う。自分のPodcast番組を持っていて、「俺は何でも知っているんだ」と思いこんでいる年寄りたちがいる。そんな連中のことなんて気にしてないよ。
何かを言われたからすぐに撃ち返した。それで終わりにすべきなんだ。結局のところ、害はなかった。実は、HHHのことは好きなんだよ。あんなことを言われるのは少し辛かったね。2023年に彼とした話し合いの中でも、常に敬意を払っていたし。
俺には自分の使命があり、自分の目的があり、自分の目標があるんだ。それがあなたの考え方に合わないからといって、陰口を叩くのはどうなんだ?俺は、誰かが撃ってきたら撃ち返す世代の人間だよ。
(Wrestling Observer)