現地9月15日、WWEは大規模な人員削減を敢行しました。
9月12日にUFCとの合併手続きを完了し、新会社TKO Group Holdingsの一部門としての運営が始まったことによるレイオフ。以前から予想されていたことではありますが、多くの従業員が職を失ってしまうのは辛いことです。
PWInsiderによれば、解雇の対象になった従業員は100名以上。Insights & Analyticsチームが20名以上のメンバーから3名にまで削減されました。この他、マーケティング部門、グラフィックデザイン部門、ライブイベント部門にも手が入ったそうです。
WWEとUFCが1つの会社に合併される以上、2つの会社が元々持っていた部門を1つに統合してコスト効率化を図るのは致し方ない流れです。WWEで働いてるのは優秀なスタッフばかりですから、彼らの再就職先探しが難航しないことを願うばかりです。
また、15日の人員削減に選手は1人も含まれていませんが、選手たちにも大規模な人員削減が待っている見込みだと報じられています。
【WWE】UFCとの合併による人員削減がいよいよ開始。まずはスタッフ、続いて選手たち
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解雇されたスタッフたちの中で最も注目が集まっているのは、WWE殿堂入りレスラーの故アルティメット・ウォリアーの妻、ダナ・ウォリアーの解雇。彼女は2019年からWWEでスタッフとして働き始め、2022年までクリエイティブ部門のメンバーとして働き、最近はコミュニティアウトリーチ部門で仕事をしていたそうです。
(PWInsider, Wrestling Inc)
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