先日、WWEは大規模なリストラを敢行し、100名以上のスタッフと20名以上のレスラーを解雇しました。
2023年4月にUFCの親会社エンデバーに買収され、UFCとの統合手続きが終了した後で起きたコストカット。こうした大きな環境の変化にはつきものですが、そのことについてどう思うかは人それぞれです。
AEW社長のトニー・カーンは、2024年にWWE・SmackDownの放送権がFOXからUSA Networkに映ることについて、「AEWのの放送権についてFOXと話すことはあるか」という質問に対する答えの中で、WWEの大規模リストラについて言及しました。
入札可能な企業や単なる憶測について話すのは公平じゃない。俺たちのビジネスパートナーはワーナー・ブラザース・ディスカバリーだ。エンタメ界では、「忠誠心」が足りないと思うよう出来事が起こる。もっと忠誠心を持つべきだ。
これはファミリービジネスであって、我々は公開企業じゃない。たとえどんな状況になったとしても、それが100名のスタッフや30名のレスラーを解雇することを意味するわけじゃない。
ここで働いている人たちのことを本当に大切に思っているし、彼らの仕事と生計を守るためにできることは何でもする。
これがファミリービジネスだ。そして、公開企業との大きな違いがここにある。すべての家族経営会社がこう考えているわけではないけど、俺はこういう考えの中で育った。
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(Fightful)
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