アレックス・シェリーとのタッグチーム「モーターシティ・マシンガンズ」でタッグの歴史を塗り替え、2018年には新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場して会場を沸かせた「ROHの」クリス・セイビン。今年の1月に膝前十字靭帯を損傷してから欠場が続いており、新日本とROHがマジソン・スクエア・ガーデンで開催する合同興行”G1 Supercard”までに復帰できるかどうかが不安視されていたいぶし銀の最新情報です。
PWInsiderによれば、セイビンは今週末のインパクト・レスリングのバックステージに姿を見せる予定になっているようです。一体何があったのでしょうか?実は、セイビンとROHの契約は彼の欠場中に切れており、両者は契約を更新しなかったとのこと。つまり、彼がマジソン・スクエア・ガーデンのリングに上がる可能性は限りなくゼロに近くなった、ということになります。
バックステージ、つまり裏方としてインパクトに参加するのはなぜなのか?今年、インパクトでプロデューサー兼レスラーとして活動していたサンジェイ・ダット、そしてアビスがWWEに移籍しました。インパクトは新たなプロデューサーを探していたそうです。セイビンをプロデューサーとして採用するかどうかはわかりませんが、候補の1人であることは間違いありません。
もしセイビンがインパクトのプロデューサーとして採用されたとしても、それが現役引退を意味するわけではないと思われます。ダットは現役レスラーとしてストーリーラインに絡んでいましたし、アビスはWWEに所属している今もインディ団体で試合をしています。膝前十字靭帯損傷はかなりの重症で、本人は復帰までに8〜12ヶ月かかることを明らかにしていますから、復帰できるまでの間は裏方で仕事をする、ということなのかもしれません。
(PWInsider)
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