レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによる新日本プロレスの春の祭典”NEW JAPAN CUP2019″2回戦のレイティングの一覧を作りました。全試合に評価が付けられているわけではありません。
3月13日 ジップアリーナ岡山大会
メインイベント:石井智宏 VS タイチ ★★★★
3月14日 なら100年会館大会
第7試合:ウィル・オスプレイ VS ランス・アーチャー ★★★★
メインイベント:オカダ・カズチカ VS マイキー・ニコルズ ★★★1/2
3月16日 後楽園ホール大会
第7試合:棚橋弘至 VS 田口隆祐 ★★★3/4
メインイベント:ザック・セイバー・ジュニア VS 飯伏幸太 ★★★★1/4
3月17日:後楽園ホール大会
メインイベント:鈴木みのる VS SANADA ★★★★1/2
TIPS
最も評価が高かったのは鈴木みのる VS SANADAの一戦。2人は2月のNEW BEGINNINGシリーズでもシングルマッチを戦っていました。この時の評価も★★★★1/2でしたが、Cagematchでのファン評価は大きく異なりました。2月の試合は7.25、今回の試合は8.70。中には「SANADAのベストマッチだ」と高く評価する声もありました。
ザック・セイバー・ジュニアと飯伏幸太のマッチアップは今回で4度目。過去最高評価は2018年のG1 CLIMAX28開幕戦での★★★★3/4でした。そして、評価が★★★★1/4を下回ったことは一度もありません。正反対のスタイルを持つ2人ですが、対角線に経てば間違いなく名勝負が生まれる。プロレスの面白さですね。
新日本参戦から2度目のシングルマッチでいきなり世界一のレスラーとの対戦となったマイキー・ニコルズ。オカダを相手に★★★★を上回れなかった、というのは、厳しいスタートを切ってしまったと言わざるを得ません。オカダのシングルマッチに★★★1/2以下の評価が付けられたのは、2015年以降では以下の通り。
★★★1/2…ジュース・ロビンソン(2017年のG1)、後藤洋央紀(2016年2月のIWGPヘビー級王座決定戦)
★★★1/4…バッドラック・ファレ(2018年、2016年のG1)、タマ・トンガ(2017年のG1)、矢野通(2017年のG1)、天山広吉(2016年のG1)
たったの7回しかないんです。ずっとタッグ屋として活動してきたわけですし、個人的には、シングルよりもタッグでの活躍を目指したほうが良いと思います。ロッキー・ロメロと組んでほしい。
・あわせて読みたい