2024年を最後にフルタイムレスラーとしての活動を終了する予定のブライアン・ダニエルソン。
眼底骨折という負傷を抱えながらも、彼は総当たり制のトーナメント「コンチネンタル・クラシック」に出場します。負傷欠場の期間をなるべく少なくして試合に挑もうとしている彼の強い意志は賞賛に値します。
しかし、彼は2023年に3度の負傷欠場を経験しました。ボロボロになったMJFとの60分越えアイアンマン・マッチ、試合中の骨折をもろともせずに勝利したオカダ・カズチカとのドリームマッチ、そして先日のアンドラーデ戦でのアクシデントによる負傷。彼の身体は悲鳴を上げ続けているのが現実です。
彼の妻ブリー・ベラは、最新のインタビューで、「彼の身体が『引退する時が来た』と伝えている」と語り、彼のコンディションについての意見を述べました。
彼は鋼のようにできている人だけど、本来ならそれは狂っていることだと思う。プロレスラーにとって不幸なことの一つだよね。
身体は年をとるけど、心はそうじゃないんだ。彼の身体は「リングブーツを脱ぐ時が来た」と感じているはずだよ。
また、彼女はブライアンの眼底骨折についても語っています。負傷した頃の彼は「大したことはない」と思っていなかったようですが、鼻にしびれを感じるようになったことで、ことの重大さに気付いたのだとか。
結局彼は手術を受けましたが、しっかりと休養することなくコンチネンタル・クラシックへ出場することを決めました。2024年、彼は東京ドームでオカダとのリマッチに挑みます。
(Cultaholic)
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