2023年9月にAEWから解雇され、11月に古巣WWEへ復帰したCMパンク。
AEW時代の彼はWWEに関連したプロモを披露していましたが、RAW最新回でのWWE復帰後初プロモでAEWについて直接的に言及することはありませんでした。
彼は相変わらず素晴らしいプロモスキルを持っていることを世界中に示しましたが、その内容が「ソフトだった」「AEWへの言及がなかった」と批判しているファンもいます。彼はなぜAEWに言及しなかったのでしょうか?
レスリング・オブザーバーによれば、彼とAEWは「NDA(秘密保持契約)」を交わしており、彼や関係者が一連の出来事やお互いについて公に話すことに制限があるそうです。
NDAはビジネスの世界でよく利用されるもので、特定の情報を秘密に保つために締結されます。何かとドラマの多いAEW関連のニュースでも度々目にする言葉で、2022年のPPV「ALL OUT」のバックステージで大喧嘩したパンクとThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)がお互いについて公に言及することがないのはNDAによるものだとされています。
WWE関係者は、他団体について「存在しないものとして話す」傾向があるため、パンクがAEWについてあれこれ話すことで余計な面倒事が起きるのは避けたい…と思っている可能性もあります。ある意味、パンクとAEWのNDAはWWEにとってもメリットがあるのかもしれませんね。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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