2023年11月、WWEのオカダ・カズチカ獲得への関心が再び大きくなっていると報じられました。
AEWとの合同興行Forbidden DoorやDynamite通常回にも参戦し、新日本プロレスのアメリカ大会にも参加。WWEから興味を持たれる一方で、AEWとの関係を構築した1年にもなりました。
Sports Illstratedによれば、オカダは新日本以外の団体との契約を真剣に検討しているそうです。オカダと新日本の現在の契約は2024年1月末に満了する予定です。
最近のWWEで中邑真輔の扱いが良いことの背景として、WWEがオカダに対して「以前よりも日本人選手への扱いに敬意を払っていることを示すため」だという報道もありました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、「WWEは長年に渡ってオカダに関心を示してきた。彼は中邑と親しい。36歳の彼にとって、新日本よりもWWEの方が身体への負担が楽だ。WWEはオカダがまだ経験していない唯一のことで、彼は新日本でできることをすべてやり尽くしている」とコメントしています。
また、2023年10月にオカダがAEW・Dynamiteに参戦してブライアン・ダニエルソンと対戦したのは、ブライアンとのライバルストーリーを進展させただけでなく、「AEWについてより良い感覚を得る」チャンスにもなった、とSports Illstratedは報じています。
確かに、新日本でできることはやり尽くしたのかもしれません。彼ほどのビッグスターであれば、どの団体でも大きな活躍の機会が与えられるでしょう。海外の団体と契約するということになれば、WWEもAEWも非常に有力な候補になります。中邑のいるWWEか、ヤング・バックスのリングギアを盗みやすいAEWか…。今後の動向に注目です。
(SI, Wrestling Observer)