現地12月30日のPPV「Worlds End」でサモア・ジョーを相手にAEW世界王座の防衛戦に挑むMJF。
1年以上に渡るチャンピオンとしての活動は彼の身体に大きなダメージを与え、コンディションはボロボロです。Full Gearでのジェイ・ホワイト戦で複数箇所を負傷した彼は、負傷を抱えた状態で強敵ジョーと対戦することになります。
最新のインタビューの中で、彼はこのようなコンディションに対処するべくPRP(多血小板血漿)療法などを受けていることを明かしました。PRP療法は、血液に含まれる血小板などの血球成分を利用してケガや病気で傷ついた組織などの治癒を目指す再生医療で、AEW世界王座チャンピオン時代のケニー・オメガはこの治療法を活用してボロボロの身体にムチを打っていました。
PRP治療とか、EPATと呼ばれる治療も受けたよ。EPATを簡単に説明すると、筋肉に直接ショック療法を行うようなものだ。
俺は嘘をつかない。俺は腕を完全に上下に上げることができないんだ。こんなことを公言する必要はないかもしれないね。
正直すぎることで知られている俺だけど、このタイトルを失うことはできない。AEW世界王座を保持するということは、誰にとっても重要なことだ。俺にしてみれば、本当に大切なタイトルだよ。
俺は全力を尽くして戦う。110%の力を出すよ。前にもサモア・ジョーと戦ったことがある。あれはAEW世界王座のタイトルマッチの中でも最も厳しい試合だったな。
俺は11回もタイトル防衛に成功し、AEW世界王座の歴史上最も防衛回数が多いチャンピオンなんだ。俺が戦った全ての試合の中で、物理的な危険が最も大きかったのは、ジョーとの試合だった。誰と戦おうとしているかは理解してる。勝つ必要があるんだ。俺は勝つ。
(Inside The Ropes)