SmackDownで活躍するバディ・マーフィーが、インタビューで様々なことについて語りました。ここでは、「体の小さなレスラー」と「インタージェンダー・マッチ」について語った部分を紹介します。
インタージェンダー・マッチについて
昨今のプロレス界では男女が入り混じって試合を行うことが珍しくありません。7月に開催されたインパクト・レスリングのPPV”slammiversary”では男性のサミ・キャラハンと女性のテッサ・ブランチャードが対戦し、高評価を得ました。一方で、AEWのトニー・カーン社長は様々な理由からインタージェンダー・マッチに否定的な考えを持っています。
NXT時代のマーフィーはアレクサ・ブリス(2人は2015年に婚約。2018年秋に婚約解消していたことが報じられた)とタッグを組んでインタージェンダー・マッチに挑んでいました。彼自身はこういった試合形式のファンだそうです。
アレクサ・ブリスを味方につけて、かなり楽しんだものだ。相性は良かったし、彼女がチームを引っ張っていたんだよ。俺は大賛成だね。ファンが見たいと思うことをやるべきだ。もちろん、色んな意見はあると思うよ。でも、プロレスはエンターテインメント。我々はエンターテイナーで、男女混合もエンタメだ。
体の小さなレスラーは今もなお阻害されているのか?
WWEには”205LIVE”というクルーザーウェイト級のブランドがあります。そこで戦うレスラーには優秀な人材が多いものの、メインブランド所属のレスラーと比べるとPPVなどでの待遇がよくありません。階級制を導入している団体では、軽量級レスラーは軽視されがちな傾向にあるようです。
マーフィーも2018年から2019年4月までの間205LIVEで活動していました。「体の小さなレスラーは今もなお阻害されているのか?」という質問に対して、次のように語っています。
もうそんなことはないと思う。[…]2010年頃から体の小さなレスラーが大きなレスラーに取って代わるようになって、今ではジョニー・ガルガノやアダム・コール、ダニエル・ブライアン、レイ・ミステリオらが優位に立っている。こんなことは言いたくないけど、今のプロレス界はほとんど軽量級の時代になってるよ(笑)。というのも、結論から言うと、俺たちは重量級と同じくらい力強い上にちょっと素早い。だから有利なんだ。