TNAの親会社Anthemは、TNA社長スコット・ダモールの解任を決断しました。
AnthemはTNAをより強くマネジメントする意向を持っており、近年のTNA復興に大きく貢献し、今や団体の顔となったダモールの存在が「邪魔」になったのだと思われます。新社長は、Anthem’s Entertainment Group社長でプロレス業界未経験のアンソニー・シシオーネです。
TNAのレスラーたちは、突然の知らせに驚き、傷付いています。一部レスラーたちのリアクションを以下に紹介します。
ムース:言葉を失ったよ…。数日間、インターネットをシャットダウンしようと思う。
(ムースは、WWEやAEWへ移籍しない理由として、ダモールとの友好関係が大きかったことを明言していた)
カイリン・キング:2人で撮った写真はないけど……でも、ありがとう、スコット。あなたが去年与えてくれたチャンスが、暗い時期を過ごしていた私を変えてくれて、大きな自信を与えてくれた。感謝を忘れることはないよ。
ジェイク・サムシング:スコット・ダモール・ガイになることができたのは誇りだ。すべてに感謝しているよ。
ジョディ・スレット:指導的立場にあるすべての人がリーダーとは限らない。スコット・ダモールはリーダーだった。彼に導かれたことを光栄に思うよ。今までありがとう。
フランキー・カザリアン:スコット・ダモールがTNAを本当にエキサイティングな状態まで導くために注ぎ込んできた、バカみたいに骨の折れる、退屈で難しい作業は、決して過小評価されるべきじゃない。俺たち全員、レスラーもファンも、彼に感謝の気持を持っているよ。
ジョーディン・グレース:彼はTNAのハート・アンド・ソウル。「余人をもって替えがたい」とは、彼みたいな人のことを言うんだ。
インパクト・レスリングからTNAに団体名を変更したばかりの団体にとって、優秀な指導者がいなくなってしまったのは大きなダメージです。Anthemがどのような舵取りをするのか、ダモールに替わる後継者を連れてくるのか…。注目です。