UNITED EMPIREのメンバーとして活躍中のHENARE。
闘志あふれるスタイルは近年ますます高い評価を得るようになり、新日本プロレスに欠かせない存在へと成長しました。
しかし、誰もが同じ団体に留まり続けるとは限りません。最新のインタビューで、彼は新日本との現在の契約ステータスを語りました。
正直に言うと、パンデミック時代はここで人々が稼げる金額に上限を設けられてしまった。それは、日本の会社であり、日本のスタイルである新日本プロレスという団体の功績だよ。
人々が人生を捧げているのなら、解雇なんてしない。利益率が下がったからと言って、下の方の人たちを解雇するような他の会社とは違うんだ。日本はそういうことをしない。
だから、その点で彼らには感謝している。でもそれを言った上で、思うこともある。俺は、誰よりも…全ての日本人、全ての外国人レスラーたちよりも一生懸命働いてきた。
みんながお金に苦労しているなら、俺がみんなを助けるよ。数週間ごとにニュージーランドに飛ばす必要がないようにできるなら、日本に留まることもいとわなかった。俺は、彼らのためならそういうこともできる。
今思うのは、「俺は評価されているのか?俺が戦ってきた、または俺が受けるに値する機会を与えられているのか?」って感じなんだ。
俺は「お願いです、もう一つチャンスをください」みたいなことを言うタイプではない。自分から動くタイプだ。でも、辻陽太が入ってきて…彼は技術的に僕より下だったけど、すぐにSANADAとの試合に投げ込まれた。彼は負けたけど、そのチャンスを与えられたんだよ。
そのチャンスを得られる人は少ない。わかるよ、彼は日本人だ。プッシュしたい男だよな。悪い外国人が必要だというんなら、俺は喜んでその男になるよ。
契約に関しては、かなり多くの団体から関心を持たれているんだ。それに、昨日、ニュージーランドで撮影されるハリウッド映画の話が来たよ。プロデューサーから電話があってさ。だから、「おお、こんなに違う選択肢があるんだ」と思った。
でも、新日本プロレスで多くの仕事をして、こんなに長く頑張って、こんなに長く努力してきたから、他の選択肢を探る前に、その道の終わりを見届けたいんだ。
でも、そらと同時に、もっとグローバルにアプローチできる場所に行けば、ニュージーランドの北島で苦労している、何も持たないマオリの子供が、Netflixをつけて、別のマオリの子を見るかもしれない。そうだろ?「ねえ、あの人は私に似ているね」とね。
新日本プロレスに残るなら、その決断は自己中心的だ。この旅を始めた理由は、多くのマオリや太平洋の子供達を刺激できる、ということだった。いろんな人たちをね。
もしかしたら、俺は大手団体と契約した初めてのニュージーランド人男性になるだろうけど…(AEWと契約した)ジェイ・ホワイトを除けばね。ジェイはニュージーランドのことは全く気にかけていない。でも、それで全然いいよ。彼のことは本当にリスペクトしてるし。彼はとても多くのことを成し遂げた。
もし彼と2人でニュージーランド最大のショッピング・モールを歩き、そこにいる人たちに「ジェイ・ホワイトとHENARE、どちらを知っていますか?」と尋ねるとしよう。その時、ほとんどの人が、ジェイ・ホワイトをよりも俺のことを知っていると答えるはずだ。
これはジェイへの非難ではない、本当だよ。リスペクトしてるからね。俺の先輩だし。
(Fightful)