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オカダ・カズチカのAEW入団の裏側が報じられる。ヤング・バックスがいかに重要か、そしてケニー・オメガとのライバル関係…

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新日本プロレスのトップスターだったオカダ・カズチカは、 AEWへの移籍という大きな決断を下しました。

WWEへの移籍を願うファンも多かったオカダの移籍騒動。その舞台裏で一体何が起き、彼はなぜAEWに入団したのでしょうか?Sports Illstratedは、その詳細を報じています。

WWE移籍の検討

まず、オカダはWWEへの移籍を真剣に考えていた時期があったそうです。長年夢見ていたレッスルマニアに参加することというアイデアは、彼にとって非常に魅力的でした。

しかし、 AEWとの契約では彼は日本に住み続けることもでき、大親友のヤング・バックスと組み、ケニー・オメガとのライバル関係を続けることもできます。どうやら、これらの点が彼にとってAEWとの契約を選ぶ大きな要因になったようです。

トニー・カーン、ケニー・オメガ、そしてヤング・バックス

AEWと新日本プロレスに詳しい関係者によれば、オカダはAEWで成功するための最高の機会が与えられるようです。トニー・カーン社長のことをとても信頼しており、大親友のバックスと組みながらアメリカのテレビ番組に慣れることもできます。

副社長として横暴な振る舞いを見せるバックスと組んでヒールターンしたオカダ。このアイデアはトニーが考案したもので、バックス、ケニー、そしてオカダ本人も「まずはヒールから始めるべきだ」という点で同意したそうです。

こうしたクリエイティブの決定プロセスにケニーが含まれていることは、オカダとケニーのライバル関係に熱狂したファンたちにとってはポジティブなニュース。現在闘病中のケニーですが、復帰後にオカダとの歴史的なライバル関係が復活することを、オカダ自身が期待しているといいます。バックスはケニーをThe Eliteから解雇し、岡田を迎え入れました。抗争の種は蒔かれています。

オカダがTNAへ遠征し、不遇なブッキングに苦しんでいた2010年頃、同じくTNA参戦中だったバックスは不遇だったオカダを懸命にサポートし、3人の間に一生モノの友情が育まれました。

現在も仲の良さは健在。PPV「Revolution」でスティングの引退試合の相手を務めたバックスが入場時に着ていたローブはオカダをイメージしたもので、親友がAEWと契約することを祈願したものだったといいます。

WWEにもオカダと親交のある選手たちはたくさんいますし、何よりも中邑真輔がいます。しかし、バックスとの関係や、バックスとケニーがAEWの副社長であることを考えれば、より活動しやすいのはAEWだったのでしょう。

(SI)

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