WWEのトップスターとして君臨し、2020年に引退したアンダーテイカー。
彼の存在感は今も絶大で、世界中から大きなリスペクトを集めています。キャリアの終盤にはいろんなことがあり、AJスタイルズとの映画風の試合「ボーン・ヤード・マッチ」で正式に引退となった彼ですが、今も現役復帰や「パフォーマンスをしたい」と渇望することがあるといいます。
自身のPodcast番組で、彼は次のように語りました。
今もまだ、そういう欲望に苦しんでいる。これはインターネットを賑わせるだろうな。
留守から家に帰って、ミシェル(妻ミシェル・マクール)とお互いの理解を深めようとしている時に、「復帰してみようかと思ってる」と言ったんだ。彼女は15秒くらい僕のことを見て、「本気?今まで治療したものを全部リスクにさらすの?引退してここまで回復したのに?」と言われたよ。
俺は気分が乗っていたから、「うん、そうする」と答えた。その30秒後、彼女は「いつトレーニングを始めるの?」と聞いたんだ。「ちくしょう、彼女は保険金を受け取るつもりなんだな」と思ったよ(笑)。
今はその気持ちは乗り越えたと思うけど、時々やりたくなるんだ。変な感じだよ。Royal Rumbleに行ったし、オーストラリアでのElimination Chamberにも行った。でも、すぐに帰るんだ。1試合や2試合は見るけど、その後は帰る。まだ自分がリングに上がりたいと思ってしまうから、現役のみんなを見るのが辛い。
リングに上がってパフォーマンスすることよりも素晴らしいものはない。時代は変わった。「俺ならこんな風にはやらないな」と思うこともある。そのせいで、過去のレスラーみたいに思われてしまうんだ。俺はストーリーテリングが一番だと考えているからね。
(Fightful)
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